学術集会長挨拶
この度、第18回日本保健医療福祉連携教育学会学術集会を令和7年10月26日(日)に、昭和医科大学上條記念館(東京都品川区旗の台)において開催させていただくことになりました昭和医科大学の木内祐二です。
日本保健医療福祉連携教育学会は、保健・医療・福祉各分野の連携に基づく教育と実践および研究を推進し、多職種連携教育(IPE)、多職種連携協働(IPW)の情報共有とその担い手の育成を通して、我が国における健康で豊かな長寿社会の発展に寄与することを目的としています。昭和医科大学は医・歯・薬・保健医療学部から成る医系総合大学として、チーム医療の担い手の育成を目指し、体系的、段階的な学部連携教育を構築、実施しております。チーム医療の担い手の育成を教育理念とする昭和医科大学で、第18回学術集会を開催することは大変光栄であります。
「拡げよう、深めよう、人々を支える多彩なIPE・IPWのカタチ」をメインテーマに、大きく、そして急速に変わりつつある日本の病院・地域・在宅における保健・医療・福祉の場で、多くの職種が領域を越えて連携・協力する新たなスタイルのモデルを示し、その担い手の育成にはどのような教育が望ましいかを考える大会にしたいと考えています。
このテーマに沿って、特別講演、全国のモデルとなる多彩なIPEとIPWのプログラムとその構築・運用などを紹介・討議していただくシンポジウムとワークショップなどを企画し、一般演題でも、卒前・卒後のIPEの取り組み、病院および地域におけるIPWの実践例などの発表で「多彩なIPE・IPWのカタチ」について、情報共有をしていただきたいと存じております。これからの日本のIPE、IPWの進展に、大きく寄与する学術集会となることを期待しております。
是非とも、大勢の方にご参加いただき、積極的にご意見を交換できる場にしたいと考えております。ご参加をお待ち申し上げております。

第18回日本保健医療福祉連携教育学会学術集会
学術集会長 木内 祐二
(昭和医科大学 副学長、特任教授)