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    <article_id>2-C-O10-3</article_id>
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      <title_ja>Fab選択的定量法nSMOLアッセイのマルチプレックスLC-MS/MSプラットフォームを用いた迅速かつ普遍的な治療抗体定量の最適化</title_ja> 
      <title_en></title_en> 
    </title>
    <author>
      <author_ja>嶋田 崇史<sup>1</sup>、岩本 典子<sup>1</sup>、横山 琴子<sup>1</sup>、森本 唯<sup>1</sup>、米澤 淳<sup>2,3</sup>、濱田 哲暢<sup>4</sup>、ピーニング ブライアン<sup>5</sup>、トラン エリック<sup>5</sup>、フォックス バーナード<sup>5</sup>、高口 善信<sup>5</sup>、レドモンド ウィリアム<sup>5</sup></author_ja>
      <author_en> <sup>1</sup></author_en>
    </author>
    <aff>
      <aff_ja><sup>1</sup>株式会社島津製作所基盤技術研究所、<sup>2</sup>京都大学医学部附属病院薬剤部、<sup>3</sup>慶應義塾大学薬学部統合臨床薬理学講座、<sup>4</sup>国立がん研究センター研究所分子薬理研究分野、<sup>5</sup>プロビデンスがん研究センター</aff_ja>
      <aff_en><sup>1</sup></aff_en>
    </aff>
  <abstract>【目的】モノクローナル抗体治療薬（mAbs）の開発には、生体試料中からの抗体の正確な定量が不可欠である。治療抗体モニタリングは、自己免疫疾患に対する投与量調整などを目的としmAbsの血中濃度測定に応用されている。さらにmAbsのトラフレベルは癌免疫治療におけるバイオマーカーともなり得る。多品目の治療抗体モニタリングには、迅速で普遍的なプラットフォームの開発が重要であり、これは医薬品開発から臨床に至るまで、多くの疾患に対しベネフィットをもたらす可能性がある。しかしながら、現行の治療抗体モニタリングでは、ELISA法のような個々のリガンド結合法を開発し実施する必要があり、スケールアップは現実的ではない。<br/>【方法】我々はこれまで抗体モニタリング技術をLC-MS/MSに最適化させるため、二種類の物理化学的性質の異なる粒子を選定し、抗体分子およびその反応場を配向させ、Fab由来ペプチドを高効率かつ選択的に分離検出することで、抗体の種類に依存しないmAbアッセイ法（nSMOL, nano-surface and molecular-orientation limited proteolysis）を開発してきた。これをさらに深化させ、一つのリファレンス抗体のみを用いる（refmAb-Q）ことで、mAbsの一斉定量を普遍化、迅速化、かつ合理化した。<br/>【結果・考察】各ｍAbsに固有のシグネチャーペプチドを決定した後、選定したrefmAb-Qと各ｍAbsのLCMSピーク比を用いることで、一つのリファレンス抗体のみで、すべての治療抗体の精密なマルチプレックス定量を可能とした。このアッセイ法を免疫チェックポイント阻害薬やその併用治療を受けた患者検体を用いて検証し、個別測定時と同等の抗体濃度レベルを再現できることを確認した。<br/>【結論】この革新的なrefmAb-Q nSMOLプラットフォームは、開発段階から実臨床まで増加の一途をたどる治療抗体を定量するための、実用的なソリューションを提供できることが期待される。我々は現在、20プレックスの測定結果を公開しているが、今後、適用できるmAbs品目を増やしていく予定である。また、複数の臨床試験にこのプラットフォームを適用していくことで、さらなる臨床実用性の向上を目指す。</abstract> <trans_abst> </trans_abst> </article>