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    <article_id>2-C-O10-5</article_id>
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      <title_ja>炎症性腸疾患におけるウステキヌマブの薬物動態と免疫原性に関する検討</title_ja> 
      <title_en></title_en> 
    </title>
    <author>
      <author_ja>福土 将秀<sup>1</sup>、中野 敬太<sup>1</sup>、風間 友江<sup>2</sup>、横山 佳浩<sup>2</sup>、仲瀬 裕志<sup>2</sup></author_ja>
      <author_en> <sup>1</sup></author_en>
    </author>
    <aff>
      <aff_ja><sup>1</sup>札幌医科大学附属病院薬剤部、<sup>2</sup>札幌医科大学医学部消化器内科学講座</aff_ja>
      <aff_en><sup>1</sup></aff_en>
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  <abstract>【目的】ヒト型抗ヒトIL-12/23 p40モノクロナール抗体製剤のウステキヌマブ（UST）は、クローン病（CD）や潰瘍性大腸炎（UC）などの炎症性腸疾患（IBD）の治療に用いられている。近年、IBD領域におけるバイオ医薬品、特に抗TNFα抗体製剤の薬物治療モニタリングの有用性が報告されているが、USTに関する報告は乏しい（Lancet Gastroenterol Hepatol 2022;7:171-85）。本研究では、USTの薬物動態と免疫原性を評価することを目的とした。<br/>【方法】札幌医科大学附属病院において、UST　にて加療中のIBD患者32名を対象とした。投与前トラフ濃度および投与間隔中の濃度（投与後3~5週時）について、UST標的分子 p40を固相化したプレートを用いた間接ELISAによって定量した。また、抗UST抗体は、酸解離ブリッジングELISAを用いて評価した。なお、本研究は、実臨床における抗体医薬品の免疫原性評価と個人差要因解明に関する前向き観察研究（jRCT1011220023）の一部として実施された。<br/>【結果・考察】全32名（CD: 20名、UC: 11名、非特異性腸炎: 1名）のUSTトラフ濃度中央値（範囲）は2.76 (0.19-9.41) μg/mLであり、投与間隔中のUST濃度は5.81 (2.37-13.4) μg/mLであった。CD患者とUC患者において、USTトラフ濃度に有意差は認められなかった（P = 0.42）。寛解を維持できている患者のトラフ濃度は、概ね1 μg/mLを超えていた。32例中2例（6%）において抗UST抗体が初回投与後早期に陽性となり、UST血中濃度が低下する傾向が認められた。抗UST抗体陽性の1例は、臨床的寛解に影響していなかったものの、残りの1例は、UST血中濃度の消失が早く（半減期: 8.3~9.9日）、効果の減弱に寄与していた可能性が考えられた。<br/>【結論】抗UST抗体陽性はUST血中濃度の低下に影響を及ぼすこと、またUSTトラフ濃度モニタリングは、有効性の予測に有用である可能性が示唆された。今後、症例数を蓄積して、UST有効濃度の閾値および抗UST抗体の臨床的関連について精査する必要がある。</abstract> <trans_abst> </trans_abst> </article>