<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?> 
<?xml-stylesheet type="text/xsl" href="../xsl/abstract.xsl" ?><article>
    <article_id>2-C-O12-5</article_id>
    <title>
      <title_ja>基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ産生腸内細菌目細菌感染患者に対する遊離形セフメタゾール濃度を用いたPPK/PD解析と最適投与法の構築</title_ja> 
      <title_en></title_en> 
    </title>
    <author>
      <author_ja>並木 孝哉<sup>1,2</sup>、横山 雄太<sup>1,3</sup>、枦 秀樹<sup>2</sup>、織田 錬太郎<sup>4,5</sup>、地引 綾<sup>3</sup>、河添 仁<sup>1,3</sup>、松元 一明<sup>6</sup>、鈴木 小夜<sup>1,3</sup>、中村 智徳<sup>1,3</sup></author_ja>
      <author_en> <sup>1,2</sup></author_en>
    </author>
    <aff>
      <aff_ja><sup>1</sup>慶應義塾大学 大学院薬学研究科 医療薬学部門、<sup>2</sup>東京ベイ・浦安市川医療センター 薬剤室、<sup>3</sup>慶應義塾大学薬学部 医療薬学・社会連携センター 医療薬学部門、<sup>4</sup>東京ベイ・浦安市川医療センター 感染症科、<sup>5</sup>東京都立多摩総合医療センター感染症内科、<sup>6</sup>慶應義塾大学薬学部 薬効解析学講座</aff_ja>
      <aff_en><sup>1</sup></aff_en>
    </aff>
  <abstract>【目的】基質特異性拡張型β-ラクタマーゼ産生腸内細菌目細菌（ESBL-E）感染症治療において、カルバペネム系抗菌薬の代替薬としてセフメタゾール（CMZ）が注目されている。CMZは腎排泄型で蛋白結合率が高い薬剤であり、ESBL-Eに対して、<i>f</i>T≧MICが70％になるように投与設計することにより、有効な殺菌効果が得られると報告されている。しかし、ESBL-E感染患者に対する遊離形薬物動態（PK）パラメータを用いた最適投与法は不明である。本研究は、ESBL-E感染患者における遊離形CMZ濃度を用いた母集団薬物動態／薬力学（PPK/PD）解析を実施し、最適投与法を構築する。<br/>【方法】本研究は倫理審査委員会の承認を得て、CMZ投与患者よりインフォームドコンセントを取得した。血液サンプルはCMZ投与前、点滴終了直後、点滴終了１時間後時点等から採取した。2020年9月～2022年3月のESBL-E株のMICは、臨床検査標準協会のガイドラインに従い、微量液体希釈法より測定した。PPK解析は、Phoenix<sup>R</sup> NLME<sup>TM</sup>より、遊離形CMZ濃度を用いて、ベースモデルを構築、共変量探索、最終モデルの適格性評価を行った。組み込まれた共変量ごとに各投与法（投与量、投与間隔、点滴時間）に応じてモンテカルロシミュレーションを実施し、目標達成確率(PTA)を算出した。PTAは、10,000回のシミュレーション結果のうち70％ <i>f</i>T≧MICを達成する確率を示し、PTA(％)≧90％を達成する投与法を検討した。また、各菌の全株数に占める各MICの分率に、各MICでのPTAを乗じた値を総計した有効反応期待確率として算出し、投与法を検討した。<br/>【結果・考察】対象患者37人が組み込まれ、血液サンプル146検体の遊離形CMZ濃度を測定した。ESBL-E株のMIC<sub>50</sub>値及びMIC<sub>90</sub>値はそれぞれ2、4 mg/Lだった。ベースモデルは1コンパートメントモデル、混合誤差モデルが選択された。PPK解析後の遊離形CMZの最終モデル式は、CL = 16.2 × (CL<sub>CR</sub>/4.36)<sup>0.781</sup> × (アルブミン/28)<sup>1.2</sup> L/h、V = 47.1 × (体重/62.8)<sup>0.751</sup> Lであった。適格性評価より、最終モデルの妥当性が示された。患者個々のCL<sub>CR</sub>、アルブミン及び体重ごとの最適投与法のノモグラムを作成し、投与量及び投与回数の増加もしくは点滴時間を延長することでPTA及び有効反応期待確率を増加することが示された。<br/>【結論】遊離形CMZ濃度を用いたPPK/PD解析を実施し、ESBL-E感染患者に対するCL<sub>CR</sub>、アルブミン及び体重ごとの最適投与法のノモグラムを構築した。</abstract> <trans_abst> </trans_abst> </article>