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    <article_id>2-C-O13-1</article_id>
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      <title_ja>抗ヒスタミン薬は免疫チェックポイント阻害薬の抗腫瘍効果を増強する</title_ja> 
      <title_en></title_en> 
    </title>
    <author>
      <author_ja>倉増 敦朗<sup>1</sup>、丸山 祐樹<sup>1,2,3</sup>、佐々木 彩<sup>1,2,3</sup>、細沼 雅弘<sup>2</sup>、船山 英治<sup>1</sup>、田島 康平<sup>1</sup>、鶴井 敏光<sup>1,2,3</sup>、豊田 仁志<sup>1,2,3</sup>、馬場 勇太<sup>1</sup>、小林 真一<sup>4</sup>、吉村 清<sup>1</sup></author_ja>
      <author_en> <sup>1</sup></author_en>
    </author>
    <aff>
      <aff_ja><sup>1</sup>昭和大学 臨床薬理研究所 臨床免疫腫瘍学、<sup>2</sup>昭和大学医学部　薬理学講座医科薬理学部門、<sup>3</sup>昭和大学 薬理科学研究センター、<sup>4</sup>昭和大学臨床薬理研究所</aff_ja>
      <aff_en><sup>1</sup></aff_en>
    </aff>
  <abstract>免疫チェックポイント阻害薬(ICI)は、宿主の免疫機能の抑制を解除することにより、抗腫瘍効果を示す。ICIにより活性化した免疫細胞が、腫瘍細胞を監視・排除し続けるため、奏功例では長期生存が可能となったが、奏効率が低いという課題がある。ICI治療中に一般医薬品を使用した患者の後ろ向き研究から、抗ヒスタミン薬が転帰に関与している可能性が報告されている。しかし、抗ヒスタミン薬がICIの効果を増強するメカニズムについては不明な点が多い。本研究では、抗PD-1抗体の抗腫瘍効果に対する抗ヒスタミン薬セチリジンの増強作用を、複数のマウス腫瘍モデルを用いて検証した。マウス大腸がん細胞CT-26の腹膜播種モデルにおいて、対照群と比較してセチリジンと抗PD-1抗体の併用群の方が予後良好の傾向であった。また、アゾキシメタンとデキストラン硫酸ナトリウムを用いた、腸炎誘発性大腸がんモデルにおいて、セチリジンと抗PD-1抗体の併用群では、腫瘍数が少なく、また全大腸に占める腫瘍面積の割合が小さかった。以上の結果は、セチリジンの併用によって、抗PD-1抗体の抗腫瘍効果が増強されたことを示す。公開されている大腸がんの単一細胞RNAシーケンス解析結果によると、HRH1は腫瘍細胞、血管内皮細胞、がん関連線維芽細胞、マクロファージなどに発現を認める。抗ヒスタミン薬はこれらの細胞のHRH1活性を低下させることにより腫瘍微小環境を変化させて、抗PD-1抗体の抗腫瘍効果を増強することが考えられる。</abstract> <trans_abst> </trans_abst> </article>