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    <article_id>2-C-O13-2</article_id>
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      <title_ja>抗IL-6受容体抗体およびJAK阻害剤がSARS-CoV-2感染後腎障害に与える影響解明－非臨床モデルを用いた解析－</title_ja> 
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    </title>
    <author>
      <author_ja>禿 宏保<sup>1</sup>、尾花 理徳<sup>1</sup>、坂井 響<sup>1</sup>、徳納 渚沙<sup>2</sup>、山本 彩葉<sup>1</sup>、田中 翔大<sup>1</sup>、岡田 欣晃<sup>1</sup>、吉岡 靖雄<sup>2</sup>、藤尾 慈<sup>1</sup></author_ja>
      <author_en> <sup>1</sup></author_en>
    </author>
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      <aff_ja><sup>1</sup>大阪大学薬学部臨床薬効解析学、<sup>2</sup>大阪大学微生物病研究所</aff_ja>
      <aff_en><sup>1</sup></aff_en>
    </aff>
  <abstract>【目的】COVID-19 はSARS-CoV-2感染による呼吸器疾患を主体とするが、その症状は軽度の肺炎から多臓器不全に至るまで多岐にわたる。COVID-19の中等・重症患者には、抗IL-6受容体抗体トシリズマブやJAK阻害剤バリシチニブなどの抗炎症薬が治療に用いられる。他方、COVID-19の合併症の一つに腎障害があるが、SARS-CoV-2感染やCOVID-19に対する治療薬が腎臓に及ぼす影響メカニズムについては不明な点が多い。そこで、本研究ではSARS-CoV-2 感染による腎障害に対して、抗IL-6受容体抗体やJAK阻害剤が腎臓に与える影響を、SARS-CoV-2感染モデルマウスを用いて検討した。【方法・結果】雄性Balb/cマウス（6-10週齢）に、SARS-CoV-2マウス馴化株MA10を経鼻感染させた。感染4日目において、H&amp;E染色および定量的PCRによる解析から、炎症性サイトカインの発現増加を伴う肺障害が惹起されていることを確認した。また、尿中アルブミン/クレアチニン比（腎障害マーカー）や尿中Ngal/クレアチニン比（尿細管傷害マーカー）の上昇が認められ、MA10感染により腎障害が惹起されることが明らかになった。PCR 法による解析の結果、腎臓中でMA10の存在は確認されず、腎障害はウイルスによる直接的な作用ではないことが示唆された。一方で、MA10感染により血中IFN-γやIL-6の上昇、腎糸球体内でSTAT3の活性化が認められたことから、腎障害にサイトカインストームが関与することが示唆された。そこでMA10感染1時間後、マウスに抗IL-6受容体抗体（1.4 mg/body）を腹腔内投与したが、腎障害への影響は認められなかった。他方、感染後1-3日においてJAK阻害剤バリシチニブ（2, 10 mg/kg）を経口投与したところ、尿中アルブミン/クレアチニン比や尿中Ngal/クレアチニン比が上昇し、腎障害の増悪が観察された。【考察・結論】SARS-CoV-2感染初期においてJAK阻害剤の投与は、腎障害を増悪させた。このことから、COVID-19におけるJAK阻害剤を用いた治療では、腎障害に留意する必要があると考えられる。</abstract> <trans_abst> </trans_abst> </article>