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    <article_id>2-C-P-A3</article_id>
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      <title_ja>妊娠中の精神神経用薬の服用が新生児薬物離脱症候群におよぼす影響</title_ja> 
      <title_en></title_en> 
    </title>
    <author>
      <author_ja>中川 京<sup>1</sup>、小西 久美<sup>1</sup>、梅澤 理恵子<sup>1</sup>、小畠 真奈<sup>3</sup>、濱田 洋実<sup>3</sup>、日高 大介<sup>4</sup>、宮園 弥生<sup>5</sup>、土岐 浩介<sup>2</sup>、本間 真人<sup>2</sup></author_ja>
      <author_en> <sup>1</sup></author_en>
    </author>
    <aff>
      <aff_ja><sup>1</sup>筑波大学附属病院薬剤部、<sup>2</sup>筑波大学医学医療系臨床薬剤学、<sup>3</sup>筑波大学医学医療系産科婦人科学、<sup>4</sup>筑波大学附属病院小児科、<sup>5</sup>筑波大学医学医療系小児科</aff_ja>
      <aff_en><sup>1</sup></aff_en>
    </aff>
  <abstract>【目的】新生児薬物離脱症候群（NWS）は、出産により胎児への経胎盤的な薬物の移行が中断されることで、新生児に離脱症状を呈する病態である。精神神経用薬はNWSの原因薬剤となる可能性が指摘されているが、その種類や服用薬剤数とNWS発症の関連は明らかでない。本研究では、精神神経用薬を服用していた妊婦を対象として、精神神経用薬の種類および服用薬剤数がNWS発症におよぼす影響について検討した。<br/>【方法】2016年1月～2022年8月に筑波大学附属病院で出産した妊婦のうち、精神神経用薬（抗精神病薬、抗うつ薬、抗不安・睡眠薬、抗てんかん薬）を服用していた305例の新生児308例を対象として、妊婦の服用薬剤と新生児の離脱症状を調査した。新生児離脱症状は磯部スコアで評価した。妊婦および新生児の背景因子と離脱症状の有無について、多変量ロジスティック回帰分析を行った。本研究は筑波大学附属病院臨床研究倫理審査委員会の承認を得て実施した。<br/>【結果・考察】妊婦が服用していた精神神経用薬の薬剤数は1剤が161例（52％）、2剤が85例（28％）、3剤以上が62例（20％）であり、最大で7剤を服用していた。離脱症状が発現した新生児は151例（49％）であり、妊婦の服用薬剤数が3剤以上では2剤以下と比較して離脱症状の発現率が有意に高かった（73％vs43％、<i>P</i>＜0.001）。新生児離脱症状スコアの平均値は、服用薬剤数が1剤で1.0、2剤で1.3、3剤で2.3、4剤以上で2.7と、妊婦の服用薬剤数の増加に伴って上昇した。離脱症状の発現について多変量ロジスティック回帰分析を行ったところ、3剤以上の服用（調整オッズ比[95％信頼区間]：2.50[1.17-5.78]、<i>P</i>＝0.02）および初産（1.68[1.05-2.79]、<i>P</i>＝0.03）が有意に関連していた。一方で、服用していた精神神経用薬の種類は離脱症状発現のリスク因子ではなかった（抗精神病薬：1.55[0.98-2.86]、抗うつ薬：1.48[0.96-2.75]、抗不安・睡眠薬：0.74[0.48-1.54]）。<br/>【結論】新生児離脱症状の発現には、妊婦が服用している精神神経用薬の種類よりもむしろ、3剤以上の服用薬剤数が関連していた。精神神経用薬を3剤以上服用している妊婦においては、新生児のNWS発症に特に注意する必要があると考えられた。</abstract> <trans_abst> </trans_abst> </article>