Author:〇迫田 貴熙1、香西 雄介2、印南 永2、藤井 学1、上原 雄人1、谷口 紀江2、泉 雅治2、川股 亮太3、櫻井 孝2
Affiliation:1神奈川歯科大学附属病院画像診断科、2神奈川歯科大学顎顔面病態診断治療学講座、3神奈川歯科大学羽田空港第3ターミナル歯科
Abstract:[背景]2020年4月に医療法施行規則が改正され、CT検査では被曝線量、プロトコールの管理等が定められた。被曝線量に関しては、適切な放射線量の管理のために国際放射線防護委員会により診断参考レベル(DiagnosticReferenceLevel:DRL)を使用する事が推奨されている。
[目的]DRLで定められたCT検査の被曝の指標であるCTDIvolとDLPを用いて、本学附属病院で用いられているプロトコールと比較・検討を行い、CT検査における医療被曝の最適化を目指すこと。
[方法]本学附属病院で2020年4月から2020年9月にCTを撮影した患者の体重とCTDIvol・DLPを撮影部位(頭頚部・胸部・腹部・胸腹部)毎に集計した。評価にはDRLで定められた標準体重(今回は60Kg±10Kg)の範囲に当てはまるものを抽出し、その中央値をDRLと比較した。
[結果]頭頚部においては、CTDIvol・DLPどちらもDRLを大きく下回る結果となった。胸部・腹部・胸腹部においてはCTDIvol・DLPどちらもわずかにDRLを下回る程度であった。
[考察]本院では顔面領域の疾患を主に扱っており、撮影頻度の多い頭頚部領域の撮影は、読影に支障をきたさない程度のできる限り少ない線量に設定されていた。内科からの検査依頼が多い胸部・腹部・胸腹部では撮影頻度も少なく標準的な設定になっていると考えられるため、改善が必要であると考えられる。頭頚部領域の撮影では、顔頸部と頭部の撮影が含まれており、撮影条件が異なっている。顔頸部の検査数が多いため中央値を取った場合、顔頸部の線量で比較することになったが、頭部のみで比較を行うとDRLを超えているため改善が必要であると考えられる。![]()
メールで問い合わせ
[P-31] 本学附属病院内のCT検査における被曝線量の適正化
臨床研究 ②8+


コメント