Author:〇島田 淳、仲井 太心、渡辺 秀司、片岡 加奈子、藤原 基、和気 裕之、玉置 勝司
Affiliation:補綴医学
Abstract:Ⅰ.目的 咬合違和感症候群(Occlusaldiscomfortsyndrome:ODS,日本補綴歯科学会は,さまざまな病態を示すことからその実態は明らかになっていない.これまで,当診療科に来院した咬合違和感を訴える患者の特徴から症型分類を提案し,その特徴について報告した.今回,症型に対して行った対応・処置から検討を行った.Ⅱ.方法 神奈川歯科大学附属病院(咬合リエゾン診療科,医科歯科連携センター)の初診患者234名(平成24年4月~平成30年3月)のうち,何らかの咬合に関する違和感の主訴を訴える患者63名を対象に客観的所見をもとに症型分類を行い,その後の対応・処置について,Category1(説明,セルフケア指導,経過観察,他科への紹介),Category2(保存療法),Category3(補綴・修復処置など)に分類し検討した.
Ⅲ.結果と考察 今回対象とした咬合違和感患者63名を,それぞれの客観的所見より,Ⅰ型:歯や歯周組織の異常に起因する咬合違和感,Ⅱ型:顎関節や咀嚼筋の異常に起因する咬合違和感,Ⅲ型:それ以外で咬合の異常に起因しない咬合違和感にそれぞれ分類した.処置・対応についてODSⅠ型は主に,Category1とCategory3. ODSⅡ型は,Category1とCategory2,ODSⅢ型では,Category1が多かった.しかし,ODSⅡ型ではCategory2やCategory3により症状の消失に至る場合もあったことからより詳細な検討が必要と思われた.
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