[P-42] 歯周炎症面積とγ-GTPとの関連性

Author:〇藤井 利哉1、青山 典生1、小澤 麻理子1、谷口 健太郎1、喜田 さゆり1、野澤 一郎太2、藤原 基2、玉置 勝司2、三辺 正人1
Affiliation:1歯周、2補綴医学
Abstract:【背景と目的】歯周炎と肝機能との関連性が示唆されており、重度歯周病患者で肝機能異常が起こりやすいことが報告されている。Periodontalepithelialsurfacearea(PESA)およびPeriodontalinflamedsurfacearea(PISA)は、歯周病の炎症マーカーとして全身疾患との関連性が示されているものの、PESAおよびPISAと肝機能マーカーの関係についての情報は限られている。本研究の目的は、肝機能マーカーとPESAおよびPISAの関連性を評価することである。
【方法】2018年から2020年まで、神奈川歯科大学附属病院医科歯科連携センターで被験者を募集した。PESAおよびPISAを計測し、肝機能マーカーであるγ-GTPとAST、ALTを血液検査にて測定した。PESAおよびPISAと肝機能マーカーの関連性について比較分析を行った。本研究は神奈川歯科大学倫理審査委員会の承認(No.553)を受けて実施した。
【結果と考察】平均年齢68.3歳の合計200名(女性136名、男性64名)の被験者を本研究の対象とした。γ-GTPとPESAの間に統計的に有意な関連性は認められなかったが、γ-GTP高値の被験者ではPISAの有意な上昇を認めた。一方、ASTとALTについてはPESAおよびPISAとの間に有意な関連性は認めなかった。γGTPは肝・胆道系障害のスクリーニングに用いられ、アルコール性肝障害に加えて最近では非アルコール性脂肪性肝炎においても高値を示すことが明らかにされている。本研究の結果から、歯周病炎症マーカーであるPISAと肝機能マーカーであるγ-GTPに関連性があることが示唆された。


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コメント

  1. 森田美春 より:

    歯周病に悩まされております。
    ガンマーGTOが異常にどんどん数値が高くなり、今や400はありますが、何の症状も無く検査を県立病院でしても原因がわかりません。「健康体です。」と言われました。
    私はきっと歯周病のせいだと直感的に思ってました。
    とりあえずは、インプラントはお高いので、悪い部分の歯を抜こうかと思っています。
    近くの信頼できる歯医者さんに相談してみます。

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