Author:〇喜田 さゆり1、青山 典生1、藤井 利哉1、小澤 麻理子1、野澤 一郎太3、藤原 基3、谷口 健太郎1、岩根 泰蔵1,2、玉置 勝司3、山本 龍生4、三辺 正人1
Affiliation:1歯周、2神奈川県立保健福祉大学 栄養学科、3補綴医学、4社会歯科
Abstract:[目的]歯周病は糖尿病や高血圧などの生活習慣病と関連があることが示されてきている。歯周病と食事習慣や栄養素の関係についても指摘されている。栄養学の観点から、1回の食事における各品目の摂取行動への意識は重要である。本研究の目的は、歯周炎症と食品の摂取行動に対する意識の関連性を評価することである。
[方法]2018年から2019年まで、神奈川歯科大学附属病院医科歯科連携センターを受診した外来患者を被験者とした。歯周ポケット炎症面積(PISA)などの口腔検査を行うとともに、簡易型自記式食事歴法質問票(BDHQ)を用いた食品摂取の状況と問診票による生活習慣を調査した。口腔検査指標と食品の摂取順序との関連について群間比較を行った。
[結果および考察]平均年齢68.5歳の合計118名(女性84名、男性34名)の被験者を本研究の対象とした。PISAの平均値は食品の摂取順序を気にしている群よりも食品の摂取順序を気にしていない群は有意に高値であった。また、回答群間でビタミンCなどの栄養素の摂取状況に統計学的に有意な差が認められた。以上の結果から、歯周炎症に対して食品摂取意識の重要性が示唆された。
神奈川歯科大学倫理審査委員会(承認番号No.553)
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