[P-51] 臨床実習にあたっての学生の意識とその変化について

Author:〇浅里 仁、井上 吉登、大谷 茉衣子、中村 州臣、小川 綾野、木本 茂成
Affiliation:小児歯科
Abstract:[目的]臨床実習を行うにあたり、学生の意識は他の学年とは明らかに異なっていると思われる。しかし、臨床実習への期待感と同時に不安感も、学生指導の際に聞こえてくる。そこで、今回、学生にとってより精神的に充実した臨床実習を行うためのアンケート調査をおこなった。
[対象および方法]2020年度に臨床実習を行う4年生 113名(男子:73名、女子:40名)、2019年度に臨床実習を終了した5年生 88名(男子:58名、女子:30名)とした。性別や日本語を母国語とする(以下日本人)か留学生かについて選択させたが、氏名は無記入とした。アンケートは、各学年全員同時に行った。
[結果および考察]
・臨床自習開始前の4年生は臨床実習について不安をもつ学生が半数近くいたが、臨床実習(I)を終えた学生の8割近くが不安はないとの回答があった。このことから、臨床実習に参加することにより、不安が払拭されたと感じる学生が多いと考えられた。
・実習を行うための知識について、4年生では”やや自信がない”、”自信がない”と回答した学生が、約8割いたが、5年生では約6割だった。また技術については、4年生では”やや自信がない”、”自信がない”と回答した学生が約7割だったが、5年生では約3割だった。このことから、臨床実習での知識や技術に4年生は不安をもっているが、臨床実習を終えた学生は知識や技術に自信をもてたと感じていたと考えられた。
・指導医に対しては、かなり辛辣な意見もあり、今後の指導医に対する教育も必要であると考えられた。


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教育
第55回神奈川歯科大学学会総会 ポスター発表

コメント

  1. 加藤浩一 より:

    とても興味深い発表です。
    一件質問致します。
    指導医に対する辛辣な意見があったということですが、現時点での指導医に対する評価手法をぜひ知りたいです。
    指導内容は①エビデンスに基づいているのか、②個々の手技理由をその都度説明しているか、③分かりやすい説明であり、かつパワハラになっていないか等々は、何方が評価し、本人へフィードバックしているのでしょうか?

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