[P-11] レオロジーからみたコンポジットレジンの材料特性
-粘度特性と流動特性-

Author:〇武村 幸彦1、向井 義晴1、尹 榮浩2、花岡 孝治3
Affiliation:1保存修復、2SeoulSHAclinic、3総合教育
Abstract:【目的】フロアブルレジンの動的粘度測定を用い,粘度特性と流動特性をレオロジーの観点から材料特性を評価,検討する。【方法】エステライトユニバーサルフローのSuperLow(ESTEsuperlow),Low(ESTElow),High(ESTEhigh)(トクヤマデンタル)を用いた。測定にはコーンプレート型のブルックフィールド粘度計TVE-35H(東機産業)を用いて動的粘度測定を行った。各フロアブルレジン0.15mlを粘度計にセットし,3°×R7.7コーンロータを使用し変速プログラム条件で,低回転より高回転へ(upモード)さらに低回転へ(Downモード)の階段状ずり速度上昇および低下測定を行った。回転速度0.5,1,2.5,5,10,20,50rpmと多段階の固定回転数で均等にせん断速度をかけて,粘度曲線および流動曲線を得た。【結果および考察】流動性の異なるフロアブルレジンは,すべて非ニュートン性の流動曲線を示し,ずり応力が加わった場合,粘性が減少し流動性が増すチクソトロピー性を有する材料であることが示され,低粘性とされるESTEhighに比べ,粘性が高いsuperlowは良好な賦形性を有することが示された。また高粘性のフロアブルレジンは粘度曲線のヒステリシスループの面積が大きく,高ずり状態で良好な流動性を示し,かつ,ずり開放状態では流動性の低下を示す典型的な材料であることが示唆された。

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