[P-17] ナノサイズ銀粒子を含む洗口液の多菌種バイオフィルムへの抗菌効果

Author:〇富山 潔1、飯塚 純子1、石澤 将人1、渡辺 清子2、浜田 信城2、向井 義晴1
Affiliation:1保存修復、2微生物
Abstract:【目的】銀イオンは様々な細菌やウィルスへの抗菌効果が報告されている.本実験の目的はナノサイズ銀粒子から徐放される銀イオンの多菌種バイオフィルム(polymicrobial(PM)biofilm)に対する抗菌効果の持続性をACTA(Amsterdam)のPMbiofilmmodelを用いて検討することである.【材料および方法】実験群は処理液により以下の6群とした.①cont群(滅菌脱イオン水)②0.05C群(0.05%グルコン酸クロルヘキシジン)③0.2C群(0.2%グルコン酸クロルヘキシジン) ④CCF群(コンクールF:ウェルテック社製)⑤Xyl群(25%キシリトール)⑥NS群(NANOSILVERMOUTHRINSE:elementa社製).刺激唾液を用いてガラス試片上にPMbiofilmを形成し,24時間,嫌気培養した時点で試験片を各処理液により5分間処理した.処理直後に生菌数を分析する群と,処理後に48時間,嫌気培養を継続した後に生菌数を測定する群に分けて実験を行った.各群の生菌数はoneway-ANOVAとTukey分析により有意水準5%で比較,検討した.【結果および考察】キシリトールはNANOSILVERMOUTHRINSEにも含まれているが,PMbiofilmの生菌数に影響を与えなかった.0.2CおよびNS群は他群と比較し,持続的な抗菌効果を発揮し,特にNS群では0.2C群よりも有意に高い抗菌効果の持続性が認められた(本研究は,神奈川歯科大学倫理委員会の承認を得て遂行された【研究倫理審査番号445】).

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