[P-21] 光学印象を使用した口腔衛生指導法の有効性

Author:〇鈴木 美南子1、星 憲幸2、井上 絵理香3、渡邊 真由美1、木本 克彦2,3
Affiliation:1メンテナンス科、2補綴、3技工科
Abstract:【目的】近年普及が目覚ましい,光学印象法は補綴治療の印象採取を主な目的として使用されている.今回我々は,光学印象を歯科衛生士の口腔衛生指導への応用について検討したので報告する.
【方法】対象は自費補綴治療を行い,自費による口腔衛生指導に同意を得られた患者5名とした.方法は,プラークの染め出しを行った後TRIOS3(3shape/京セラ)で口腔内を採取し,PC画面をユニット正面のテレビ画面に出力し画面を用いて口腔衛生指導を行った.指導後はスキャンデータをスクリーンショットし,画像と指導内容を記載し印刷を行い患者へ提供し,患者の感想を聞き取り調査した.
【結果】TRIOS3を使用することにより舌側や口蓋側の確認も容易になり,更に画面に出すことにより客観的に状態を認知でき,3次元的に確認できることにより細かい歯面の確認も可能となった.画面上のデータを示しつつ客観的に患者とプラーク付着部位を確認,症例に応じて口腔清掃道具の選定,見直しを行い使用方法を指導した.スキャンデータを印刷し提供することによりプラークの付着面積まで患者は自宅で確認することが出来た.聞き取り調査では,全体の磨き残しを明確に確認出来たと感想を得られた.
【考察】画面上に出力し,患者が客観的に自分自身のプラーク付着部位を確認出来ることによりインパクトをより与え,モチベーションアップのきっかけとなり,患者の満足度も高かった.光学印象は補綴治療が主な使用目的であったが,口腔衛生指導に有効である可能性が示唆された.


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コメント

  1. 横山滉介 より:

    分かりやすかったです

    0
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